Birds by Toikka | Iittala Nuutajarvi
『ガラスはバードにとって完璧な素材で、バードはガラスにとって完璧な題材である。』
–Oiva Toikka
1972年。トイッカの鳥が誕生したのは今から50年近く前の事。当時はまだNuutajarviの工場で作られていました。バードシリーズはオイヴァ・トイッカの持つ創造性・芸術性・そして彼のガラスに関する高度な知識によって生まれました。
イッタラ工場での生産に切り替わった今もヌータヤルヴィで腕を振るった職人がオイヴァ・トイッカの大胆でユニークなバードのイメージを息のあったチームワークで一羽一羽作り上げているイッタラのバード。そのため、1つ1つが異なる個性を持ち、さまざまな表情で語りかけてくれるでしょう。
【Oiva Toikka オイヴァ・トイッカ】
Oiva Toikka(1931-2019)は、フィンランドのガラスデザインの優れた人物の1人です。
無限の想像力と遊び心あふれるデザイン、そして鮮やかな色使いでその名を馳せました。 彼は自身の活動の中で、北欧デザインに象徴する合理化された機能主義とは異なり、自然から触発されるようなカラフルで芸術的な作品を好みました。1950年代にまでさかのぼる彼の豊富なキャリアを通じて、フィンランドと海外の両方で有名なデザイナーやアーティストと協力して、確固たる国際的な評判を得てきました。彼は、カイフランクデザイン賞やプリンスエウシェンメダルなど、いくつかの権威ある賞を受賞しています。1993年、トイッカはフィンランド国から芸術教授の名誉称号を授与されました。